プログラムとは何か

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 プログラミングスクールアドバイザー 本田 孝一

プログラムという言葉はIT業界はもちろんのこと色々な現場で聞かれます。例えば何かのコンサートがあれば、その進行内容をプログラムと呼びます。ミーティング内容もプログラムと呼びます。

 

プログラムというのはこのように、何かの物事を行う手順を指す言葉です。類義語としては計画表とか実行マニュアルなどがあげられるでしょう。料理でいえばある料理を作るための手順表つまりレシピに例えられます。

 

一体プログラムとは何の事なのか

さてコンピュータやWeb開発に関連してプログラムとかプログラミングという言葉は頻出します。プログラミングとはプログラムを組み立てることです。コンサートのプログラムを作ることをプログラミングというイメージです。コンピュータに一定の処理の実行計画(プログラム)を伝えることがプログラミングです。プログラムには処理を実行する順番なども書かれています。

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どうやって命令をつたえるか

ではコンピュータにどうやって一定の処理をするよう伝えられるでしょうか。もちろんパソコンに向かって話しかけても何も起こりません。コンピュータにはコンピュータが分かる言語が存在します。それが機械語です。コンピュータは0とか1などの数字の羅列で情報を判断しています。

 

しかしこの機械語を人間は理解できません。そのため人間の理解できる言葉で命令を伝える必要があります。それがプログラミング言語と呼ばれるものです。プログラミング言語で命令を書き、それを機械語に変換すると命令が伝わります。プログラミング言語は種類が豊富でおよそ200以上あると言われています。なぜこんなにあるかというと、開発が進んでもっと簡易的なものやスムーズなものが出てきているからです。代表的な言語としてはC言語やJava、PHP、Rubyなどがあります。名前を聞いたことがある人は少なくないでしょう。

どんな言語を学べばいいか

どのプログラミング言語を学ぶかどうかは、どんなプログラムを作りたいかによって変わってきます。例えばSNSサービスを開発したいならRubyを使うと便利です。Webアプリ製作をしたいならPHPが初心者にも比較的簡単に習得できる言語です。今話題のAI技術に関与したいならPaythonという言語が注目です。

 

いずれにしてもプログラミング言語を学びたいならプログラミングスクールなどに通って専門のサポートを受けながらやると効率的です。慣れないうちは独学でやるとチンプンカンプンという事が必然的に多くなるでしょう。無料で受講できるスクールもあるので、就職も考えて学びたい人にはオススメです。

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監修・著者 プログラミングスクールアドバイザー 本田 孝一

元プログラマー・SEです。システム開発やプログラムの仕事に従事してきました。

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