プログラミングの独学がうまくいかない理由

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 プログラミングスクールアドバイザー 本田 孝一

ITが好きな人の中には、プログラミングに興味があるという人がたくさんいると思います。プログラマーというとパソコンを使いこなせるかっこいい人というイメージを持つ人が多いでしょう。プログラミングは大学や専門学校などの専門機関で集中して学ぶ事ができます。しかし学費の事や拘束時間、通学時間などのことを考えると選択肢から外れてしまうという人も少なくないはずです。そういう人は独学でプログラミング学習をする道を選ぶかもしれません。

 

プログラミングの効率的な学習方法とは

例えば動画を使って勉強する方法があります。短めのレッスン動画を見て少しずつ学習していきます。またプログラミング関連の本を買ってきて熟読していろいろ学習する人もいるでしょう。さらにインターネットのお役立ちサイトのようなものを使う人もいるはずです。独学の良い所は何と言っても気楽なことです。自宅や他の都合の良い場所でマイペースで学んでいく事ができます。また学校と違って他の人のペースに合わせる必要はなく、自分のペースで好きな時間に学習可能です。また費用も少ないので理想的な方法に思えるかもしれません。ただし独学は正直オススメできません。

独学がススメられない理由1:効率が悪い

これまでプログラミングをかじってきた人であればともかく、イチから学びたいという初心者であれば学習は効率的にいきません。エラー続きで時間ばかりかかってしまう可能性が大です。しかもよくありがちなエラーの中にはとても小さなものもあり、アプリ開発どころかエラー対処だけでどんどん時間が過ぎていってしまうことがあります。

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独学がススメられない理由2:個人プレーになる場合がある

プログラミングを学ぶ人の中で、ノウハウやスキルを就職のために使いたい人は多くいるはずです。もし独学でそれなりのスキルを修得して就職できたのであれば目標は達成した事になります。しかし就職先の仕事でプログラミングを行うにしても、単体での仕事ではなくチーム間で共同作業をすると問題が起きる可能性があります。独学で学んだクセが出て、みんなでルールを共有してプログラミングをすることに不慣れになってしまう危険があります。そうするとプロジェクトに支障が出てしまう可能性があります。

独学より体系的なシステムで学ぼう

以上のような理由から独学はオススメできません。もし職場でより効率的にプログラミングスキルを活かしたいのであれば、独学ではなく専門機関で学んだり、プログラミングスクールで体系的に学ぶ方がベターです。費用や時間が気になるのであればオンラインのスクールや無料体験ができるスクール、またキャッシュバックがあるスクールなどを選ぶ事ができます。プロに教われば、実務的なレベルでの学習が可能です。

監修・著者 プログラミングスクールアドバイザー 本田 孝一

元プログラマー・SEです。システム開発やプログラムの仕事に従事してきました。


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