Ruby on Railsの実践スキル

最終更新日 2021年3月11日

監修・著者 プログラミングスクールアドバイザー 本田 孝一

「Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)」というのはフレームワークの一つです。フレームワークというのは簡単に言えばWebアプリケーションの開発を効率的に行うための枠組みの事です。Webアプリケーションの開発にはプログラミング言語を使う必要があります。

 

しかしWeb開発をチームで行う場合、それぞれがスタンドプレイをすると最終的に組み合わせた時にしっかり機能するかリスクがあります。そこでフレームワークを使います。フレームワークを使うとあらかじめルールが決められた中で開発が進められていくため、作業の質が均一になるというメリットがあります。語弊を恐れずに言えば、フレームワークは様々な道具を揃えたツールキットのようなものです。大工仕事にしても他の仕事にしても、一つ一つ毎回道具を揃えるのは煩雑です。

【参照】Ruby on Rails チュートリアル

 

「Ruby on Rails」とは

しかしあらかじめ作業に使用する道具をキットにしておければムダがありません。さてRuby on Railsですが、こちらはプログラミング言語の一つであるRubyのフレームワークです。Rubyは日本人によって開発された言語で、読んだり書いたりするのが簡単で初心者にも覚えやすい言語といえます。また日本人による開発ということで使い方を説明したサイトが多く、情報が豊かなのも特徴です。さらに使うコードの量が少なめで簡便なため時短で開発が進められます。クラウドワークスやHuluなどよく知られたサイトもRuby on Railsを使っています。

Wikipediaには以下のように説明されています。

Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)は、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークである。RoRまたは単にRailsと呼ばれる。その名にも示されているようにRubyで書かれている。またModel View Controller(MVC)アーキテクチャに基づいて構築されている。

実アプリケーションの開発を他のフレームワークより少ないコードで簡単に開発できるよう考慮し設計されている。Railsの公式なパッケージはRubyのライブラリやアプリケーションの流通ルートであるRubyGemsにより配布されている。

 

引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Ruby on Rails

できることはなにか

Ruby on Railsを使うと具体的にどんなことができるのでしょうか。例えばスマホアプリの開発に必要なAPI開発が可能です。APIというのは複雑な処理を簡略化する仕組みのことです。言い方を変えると、あるプログラムに存在する機能をアプリ側で応用できるようにするインターフェースがAPIです。Ruby on RailsではこのAPI開発が可能です。またスマホアプリそのものを開発することもできますし、Webアプリも開発可能です。有名なWebアプリではクックパッドがあります。

【関連記事】・エンジニアのweb開発環境

実践スキルを身につけるには?

Ruby on Railsはいろいろな場面で使われる人気のプログラミング言語です。日本はもちろん世界でも使用されています。そのためRuby on Railsの実践スキルを学ぶのは良い事です。学ぶ方法としてはオンラインのプログラミングスクールを使うのがオススメです。例えば「TechAcademy」というスクールで学習可能です。

 

オンライン上で指導を受けながらアプリ開発を達成する事ができます。分からないことがあれば質問をして解決していき、少しずつ上達していけます。

監修・著者 プログラミングスクールアドバイザー 本田 孝一

元プログラマー・SEです。システム開発やプログラムの仕事に従事してきました。

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